記事のポイント
- 過去門を勉強する意味はある?
- 課題「小規模なリゾートホテル」と条件まとめ。
- 「斜面地における敷地の高低差を活かした建築物の立体(断面)構成」の読み解きかた。
過去門を勉強する意味はある?
過去の製図試験の記録は時間と共にネット情報が消えていってしまいます。私は資格学校には通わず、本屋さんで売っている市販のテキストとネット情報だけで学科試験、製図試験を受けたので頼れたのは過去の問題くらいでした。
しかも製図試験に関して当時は「7月後半に課題発表」→「8月後半にテキスト発売」→「10月前半に製図試験」だったので、学校に通えない受験生は7月後半から8月後半までは過去門(過去の製図試験課題)や去年のテキストで勉強するしか方法がなく、恥ずかしい話しですが、「問題文にマーカー」「エスキスでチビコマのあと1/400」「記述問題のあと作図に入る」など受験生なら常識のことも一切知らず2ちゃんねるで初めて知るレベルでした。
ただ、今当時のことを振り返ると過去門(過去の製図試験課題)を練習することで課題のレベルや注意すべき一級建築士製図試験の傾向が頭に入っていたことは合格にかなりプラスに働いたと実感しています。
そこで今回は平成29年度の一級建築士製図試験のポイントを記録を残す意味でもまとめていきたいと思います。
課題「小規模なリゾートホテル」と条件まとめ。
平成29年一級建築士製図試験の課題は「小規模なリゾートホテル」です。敷地の形状、高低差、接道条件、周辺状況が、別紙になっていました。敷地の西側に、共用駐車場がすでに配置されており、建蔽率60%、容積率200%、建物高さ制限がGL+12m、外壁後退距離は前面道路境界線から5m以上、屋根は2/10 以上の勾配、床面積の合計は2,400m2以上2,800m2以下となっております。
特段このあたりの条件は例年と大差ないでしょう。
「斜面地における敷地の高低差を活かした建築物の立体(断面)構成」の読み解きかた。
地盤に関しては2つの注意点がある- 斜面地における敷地の高低差を活かした建築物の立体(断面)構成
- 敷地の法肩付近から南側は、表層から2.5mまでは軟弱表土、2.5m以深は北側の平坦部は良好地盤
である。
この部分は記述問題で、
- (5) 地盤条件、敷地の形状を踏まえて計画した基礎構造について、「基礎形式」、「基礎底面レベル」、「基礎梁寸法」について考慮したこと
- (6) 斜面地における地下1階の構造躯体の計画で、土圧・水圧について特に考慮したこと
まとめ
今回は過去門を勉強する意味と、29年度一級建築製図試験の大枠を解説してみた。全体として例年通りの課題という印象を受ける。落ち着いてプランニングすればあとはいつもの課題練習のことを思い出せば解けるだろう。今日は以上です。次回「平成29年一級建築士製図試験の合否ポイントは?<その2>」では問題文を細かく解説します。

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