記事のポイント
- 動線とゾーニングが出来れば半分合格!
- 要求室の納まりが難関
- まとめ
動線とゾーニングが出来れば半分合格!
1階は屋外遊戯施設と一体性を持たせるため、保育所部門をまとめて配置します。そのほかメインエントランスと保育所玄関と児童館・子育て支援施設部門の受付が必要になります。またEVを最低2ヶ所(利用者用、施設管理者用)と屋内階段も最低2ヶ所(歩行距離によってはさらに1ヶ所)必要です。
また、建物内部でのセキュリティーについては特に指定はないのでそれぞれの部門の間にシャッターなどは必要ありません。
2階は屋上広場を配置する関係上児童館・子育て支援施設部門を配置します。また二つの部門が使用するので廊下からのアクセス動線も確保しておきましょう。
ここで重要になってくるのがプレイルームですが、建物の高さを無駄に高くしないためにも2階に配置し、3階部分は吹き抜けにしましょう。残りの要求室は階の指定はないので納まればどこでもいいのでしょうが、なるべく2階に子育て支援部門をまとめていたほうが利用者もわかりやすく、ゾーニングも明快になります。
3階は残りの児童館部門を配置します。おそらくそのままでは全ての室は納まらないので静養室又は集会室を2階に割り振りましょう。
これで室の割り振りは決まりました。グルーピングも明快なので動線計画もすっきりするはずです。
要求室の納まりが難関
遊戯室は125㎡以上とかなり半端な面積です。ここでポイントとしては「以上」という指定です。間違えないようにしましょう。ステージも要求されているので7×7の1マスでうまく納まりそうにないときは、ステージで調整しましょう。
保育士室は適宜となっていますが、15人ですので40㎡くらいは必要です。乳児室、ほふく室はそれぞれ15人ずつですが面積指定されているので特に大きな室にする必要はなく要求面積を満たせばよいでしょう。
プレイルームは210㎡以上、辺長比1.5と制約が多い上、グリットないに綺麗に納まらないという、本課題で一番やっかいな室です。ここは割り切って半端な空間に他の要求室や施設を納めたほうがエスキスが早く終ります。
まとめ
ここまで具体的な室配置をしていきました。例年は室面積が「適宜」が多かったのですが、本課題は細かく指定されてきています。また90㎡や110㎡など7×7の1マスでは納まらないものが多いのも特徴です。失敗しないためには室を配置するつどにしっかり面積を計算していって忘れないように図面に面積を書き込んでしまいましょう。
今日は以上です。次回「平成28年一級建築士製図試験の合否ポイントは?<その4>」でも具体的な課題の解き方について解説します。

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