【ル・コルビジェ】単純な形で最大の快適さ得る独自の機能主義から生まれた椅子


Le Corbusier
ル・コルビジエ

ル・コルビジエは、スイス生まれのフランス人建築家。

1920年代以降のコルビジエのデザインは、インターナショナル・スタイルの基礎として

多くのデザイナーや建築家に影響を与え、近代建築の四大巨匠の1人と言われています。

建築だ けでなく絵画や彫刻にも多彩な才能を発揮し活躍しました。

家具デザインは、従兄弟のピエール・ジャンヌレと、シャルロット・ペリアンとの

共同作業から誕生しました。




LC1

 「自由に動く背を持つ椅子」として有名。背もたれは座った人の姿勢に合わせて

回転して動くように設計されています。

その幾何学的なイメージは斬新で、現代においても人々を魅了してやまない完成度です。

1928年にニューヨーク近代美術館の永久展示品になりました。




LC2

「大いなる快適」と名づけられた椅子。

コルビジェが生み出した家具の歴史の中でも代名詞ともなっている作品です。

ステールパイプのフレームに背、座、アームのクッションを落とし込んむという

シンプルでありかつ画期的な構造は、モダンスタイルの起源として

現代も親しまれています。




LC3

LC2よりサイズが大きく、座り心地の快適さ高めたソファータイプの椅子。

幅と奥行きを大きくとり、

逆に高さと座高は低くデザインした掛け心地を楽しめる形状となっています。




LC4

コルビジェのアトリエで進めていた、チャーチ邸の為にデザインされた休息椅子。

装飾性を排除しながらも機能美あふれる形状で二十世紀を代表する椅子の1つとして

今日でも愛され続けています。


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